大学生の頃の話です。その頃は携帯電話のない時代で、




家の固定電話によくセールスの電話がかかってきてました。




宝石を買わないかとか、英語教材を買わなかとか。





 ある日、女性から電話がかかってきた。すごくカワイイ声で、




ラッセンの絵に興味がないかとか。この女性に会ってみたいなと。




詐欺ポイなと思ったが、危なかったら帰ればいいやと。




待ち合わせ場所には酒井法子似のカワイイ女性がいた。




彼女に怪しいビルの3階に連れて行かれた。




その3階の事務所には丸テーブルが何個かあり、そのテーブルに



オタクぽい男たちが何か契約書を書いていた。




その事務所にはラッセンの絵が70枚くらい飾られていた。




酒井法子似が言うのには、この絵は将来ものすごく価値があがると。




だいたい1枚今の値段で50万円くだいだと。この絵は原画ではなく全てコピー




なのだが。私は質問した。コピーの絵がなぜ50万もし価値があがるんですかと?




酒井法子似の女性に尋ねても的を得た答えが返ってこなかった。彼女は私の





質問を無視し、この70枚の絵をじっくり見たら何か感じますよと。1時間かけて見たよ。




何も感じない。彼女にもう1回尋ねた。なぜコピーの絵が値上がりするんですかと?




彼女が困った顔をしだした。もう私、疲れたんで帰りますと言ったときだ。




別の女性が現れた。胸もケツもすごいの




ルパン三世の峰不二子みたいな女が。




おっぱい大きくてはみ出しそう。




彼女、胸の谷間に名刺を挟んでいて、その名刺を私に渡してきた。




「るり子です。大きい胸は好き?」「赤ちゃんプレーは好き」




絵の話しはしなくなった。るり子さん。エロ話ばかり。浣腸プレーが




どうのこうのとか。最後らへんには、私たちと友達になるには




絵を買ってくださいと。




 僕の危機管理スイッチが入った。逃げないと。




この事務所の出口を見ると、知らぬ間に男たちが3人立っている。




この3人地下格闘家やプロレスラーみたいな体格だ。




わたしも格闘技をやっていたが、この状態は怖い。どうしよう?




それから1時間怖くて席に座ったまま。るり子さんのエロ話しは続く。





元SMの女王様だったとか。3Pしたことあるとか。絵の話し全くなし。





勇気をだして出口に向かった。





るり子さんの捨てゼリフ



そんなんだから女にもてないんだよと言われた





昼の1時にビルに入って出たのが8時、ほとんどエロ話。




あのプロレスラーみたいな男たちは、無言の脅しのために立っていたんだ。




るり子さんや、あの男たちは一切法律を犯してない。




あの部屋に私は自発的に入った。、あのプロレスラーみたいな男たちが




立っていたのも脅しではあるが、法律的には悪くない。




あのオタクたちは女の子の色仕掛けで、この事務所に行き、プロレスラーみ



たいな男たちに怯え契約書を書いていたのだ。





すごい詐欺シナリオ







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